女が言う「可愛い子連れてくるね」ほど信用できないものはない!

合コンなどで幹事女性が言う「可愛い子連れてくるから」という言葉ほどあてにならないことはない。

とはいえ、まぎれもないブスを連れてきてしまうと、自分の信用問題にかかわる。

果たしてどんな女性が現れることか・・・。

それが、なんともビミョーなのである。

紹介者の彼女をハデめのプチ美人だとすれば、それよりもややジミで、やや美人以前といったところ。


そして、合コンでは、紹介者の彼女一人がペラペラとしゃべって、キラキラと目立つことになる。

彼女は、二人きりのデートよりもダンゼン輝いてみえるので、旧知の男でさえ圧倒されてしまうほどだ。

いわゆる「引き立て役」の効果だが、この心理効果は、心理学の実験ではっきりと証明されている。

数人の男性被験者に、ある女性の写真をみせる。

ミス二丁目三番地といった、絵に描いたようなプチ美人だ。

男性被験者たちには、この女性のルックスに点数をつけてもらうのだが、その際に二つのパターンをもうける。

ひとつは、ごく単純に、女性の写真をみてもらうケース。

もうひとつは、女性の写真をみる前に、プロの美人モデルが出演しているビデオをみてもらうケースだ。

その結果、ビデオをみせられた組のほうが、ダンゼン評価が低いという傾向が、はっきりとあらわれた。

心理学では、この心理効果を、ファラー・フォーセットという美人モデル兼女優(元祖チャーリーズ・エンジェルの一人)にちなんで「ファラー効果」とよんでいる。

たしかに、ファラー・フォーセットに登場されてしまったら、市井のプチ美人も、下を向くしかないだろう。

かつて、東海林さだお氏のマンガに、この「ファラー効果」をみごとに表現したものがあった。

長距離列車のなかで、二人の登山家の前に二人のジミ系女性が座る。

二人の男は、徹底無視をきめこんで窓の外ばかりながめている。

すると、その目に、停車駅にいる女性たちが映る。

二人は、心のなかで、「せめて、あれくらいの女性が、ここに座っていてくれたら」と思う。

ところが、列車がどんどん田舎に入っていくにつれ、停車駅には年ごろの女性の姿が少なくなっていく。

それとともに、二人の美人の基準も、カシャッ、カシャと音を立てて下がっていく。

やがて、列車が目的地に着いて、二人は、登山をはじめる。

山の上では、女性をみかけない。

すると、その山中に、電車のなかにいた女性二人が姿を現す。

各駅の風景によって美人の基準値が10段階ほど下がっていた二人の登山家は、そこで、天使に出会ったようにトキメクというオチがある。


また、合コンには、「幹事MAXの法則」というものがある。

幹事の女性が美人以前ならば、美人は集まらない(集めない)という法則だ。

女性とは、男が想像しているような夢想家ではない。

いつも鏡をみて、絶えずほかの女性を観察している彼女たちは、じつは、自分にたいして残酷なほど、〝美の現実〟と向き合っているのだ。

だからこそ、その現実に対処するために、女性は、知力をつくして策略をめぐらし、最大限に自分を魅力的にみせるようにするのである。

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