キャバクラ嬢に学べ!男を誘惑して手玉に取る悪女学入門

キャバクラは疑似的な恋愛ができるため、銀座のクラブなどに比べてはるかに人気が高い。

値段も安く、お手頃で、しかも素人のような女の子が多いため人気はうなぎ登りに上がるばかりである。

キャバクラは同業者同士のコネクションが弱く、一対一の関係性でリピーターが増えるため、女の子たちはあの手この手で、客と疑似恋愛関係をつくろうとする。

たとえば、はじめての店で、何人かのキャバクラ嬢が席にやってきたとき、デキるキャバクラ嬢は、たいてい客からみて右端に座るはずだ。

これは、人間は同じものが並んでいると、右のほう、右のほうへとみてしまう習性があるからで、右端に座れば、自然に注目度が高くなるというわけだ。

また、やってきたキャバクラ嬢から、いきなり名刺を渡されることもある。

この名刺、彼女の携帯電話の番号が記されており、男としては、「いきなりケータイの電話番号を教えてくれるなんて」と感激してしまったりするわけだが、なんのことはない、彼女たちはケータイを二つもっており、名刺に記されている電話番号は〝営業用の番号〟なのだ。

もちろん、そんなことは客にはいわず、客からこの番号に電話があれば、いかにも〝営業用じゃない素顔の自分〟のフリをして、客と会話する。

「ウレシー、いまお風呂に入ってたとこなの … …」なんてことをいわれただけで、もう男は、「こいつは自分にその気がある」ナンテ思ってしまうわけだ。

名刺については、さらに高度な作戦もある。

最初に渡すのは、ケータイの番号が記されていない名刺で、客の帰り際にケータイ番号が記された名刺を「そっと」渡すというのが、それだ。

これだけのことで次回、その客が自分を指名してくれるようになるというのだから、彼女たちにしてみれば、ケータイの電話代など、じつにお安いもののはずである。


こうして、二度目にその店を訪れると、すかさず「 ○ ○さん、お待ちしてましたあ」とくる。

男は、自分の名前を覚えてもらっていたことに感激してしまったりするのだが、これまたなんのことはない、店に入るとき、ボーイから「失礼ですが、お客さまのお名前をいただけますか」とたずねられており、だから彼女は、そのボーイを通じて、客の名前を知っているだけだったりする。

ともかく裏事情はどうあれ、男というのは、女性に自分の名前をおぼえてもらうとけっこううれしいもので、キャバクラ嬢から、「 ○ ○さん、今日はお忙しいなか、わざわざお店にきていただいて、ありがとうございます」なんてメールがくると、それだけで感激してしまう。

じつは同じ文章のメールを「○○さん」という名前のところだけをかえて、すべての客に送っているのだが、そんなことには気がつかないのである。

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