なぜ相手の男性を褒めることが好感度アップにつながるのか?科学的に判明!

女は顔が命とはよく言ったものだ。

だが、どんなに綺麗な顔でも全くコミュニケーションもとれず、ましてやセックスができないと分かっている場合、それでも男はその美人に対してモーションをかけ続けるのだろうか?

これについては、シーガルとアロンソンがおこなった心理学実験によって、きわめて明快な解答がだされている。

この実験においては、まず、募集した50人の男子学生が、一人の女性検査官に心理テストを受けるという状況がつくりだされた。


男子学生たちは、これが、心理テストに名を借りた心理実験であることを知らない。

彼らは、一人一人、女性検査官の前に座って、カリフォルニア心理検査とよばれる性格テストを受ける。

そして、その場で、女性検査官から、性格面におけるプラスの評価、あるいはマイナスの評価を受ける。

プラス評価は、「マジメで順応力があり、社会に適応していける人柄」。

マイナス評価は、「精神的に未成熟で、内省力と創造性に欠ける」。

学生たちは、てっきり本物のテストがおこなわれていると思っているので、マイナス評価を下された場合は、かなり深刻なショックを受ける。

だが、実験の目的は、まったくべつのところにある。

検査官は、そうとうな美人が選ばれており、彼女は、学生たちに心理テストをする際、一人二役を演じる。

素が美形なうえにエレガントな化粧をほどこした超美人検査官と、ぶかっこうなカツラにグロテスクな化粧でSFX化したコワい検査官である。

つまり、この一人二役によって、性格テストを受ける(名目の)50人の学生たちは、つぎの4つのグループに分けられることになる。


①美人検査官からプラス評価されたグループ

②美人検査官からマイナス評価されたグループ

③コワい検査官からプラス評価されたグループ

④コワい検査官からマイナス評価されたグループ

じつは、学生たちは、性格テストが終わるつど、べつの実験者によって、女性検査官の好感度について点数(マイナス5ポイントからプラス5ポイントまで)をつけさせられていた。

つまり、逆に検査官を評価する機会を与えられたのだ。

お察しのとおり、これが、実験の本当の目的である。

その結果、 ①は3.67、 ②が1.08、 ③が1.42、 ④が1.17という点数になった。

そこで、 ②と ③の点数に注目していただきたい。

わずかとはいえ、 ③が ②を0.34ポイント上回っている。

これは、まさに、「美人ではないが、優しい女性」のほうが「冷たい美人」よりも好感度が高いことをしめす数字にほかならない。

①の得点がしめしているように、男は、美人にホメられるのが、なによりもうれしい。

が、その反面、美人にケナされるのは、一番ツライことでもあるのだ。

もちろん、この両極は、好感度というよりは「関心度」を物語る数字にちがいない。

関心のある相手からケナされれば、それだけダメージが大きくなる。

つまり、この数字は、裏を返せば、美人ではない女性にたいする男の「関心度」の低さをあらためて物語っているともいえるわけだ。

とはいえ、何ごとも、受け取りようである。

「優しい女性」への好感度は、男社会で生きる女性たちにとっては、それなりに応用のきく、ひとつの知恵となるにちがいない。


もちろん、美人であるあなたには、無用の知恵だろうけれど。

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