口のうまい男がモテる理由とは?

詐欺師の手口は巧妙だ。

「君は僕が出会った中で一番美人だ」

「君とずっと一緒にいたい。」

「君を一生大切にするよ。」

そんなウットリするような声をかけられても嘘に決まっているのだが、それでも女性は分かっていても騙される。

それどころか、サービスの名のとおり、そこには相手をイイ気分にさせようとして努力する〝誠意〟すらある。

女性は、その〝誠意〟を評価するのだ。

どのみち、金が目的のプロ詐欺師でなくとも、体が目的ならば詐欺師とかわりはないともいえる。

ならば、言葉の演出という〝誠意〟をみせて、ウソでもいいから、せいぜいシンデレラの気分にさせてちょうだい!

女性の心には、そういう期待もあるのだ。

だから、詐欺師にダマされるからといって、無知で世間知らずの女性と考えているようでは、まだまだあなたは甘い。

 一方、「口のうまい男」の側にも、それなりの絶妙なテクがある。

前出のセリフを再検討していただきたい。

これらのウソだらけのようなセリフには、意外にも、あきらかなウソは、ひとつもないのだ。

世界一の美人とはいっていないし、美人女優のだれかに似ているともいっていない。

すばらしいスタイルだとも、星のような瞳だともいっていない。

すなわち、「口のうまい男」というのは、太っていることを気にしているような女にスタイルがいいといったり、肌荒れがひどい女に、絹のような肌だといったりする「まちがい」は、けっしておかさないのだ。

つまり、できるだけウソから遠ざかるように、アイマイかつ絶大なおせじを並べ立てて、かなりリアルなシンデレラ体験を提供する。

そんな気づかいもまた、〝細やかな誠意のこもったサービス〟というわけである。

人間の世界では、文明が発達するにつれ、男が女性を口説く武器は、肉体の強さから金、ルックス、社会的名誉へと移りかわっていった。

ゴリラのオスは体の大きさ、チンパンジーのオスは睾丸の大きさでメスをゲットするというが、人間の世界においては、男性市民が総戦士であったスパルタの社会を最後に、ただ男性的な強さだけが口説きの武器となった時代は、永遠に終わりを告げたのである。

今の世で力士やプロレスラーといったマッチョがモテるのは、原始的な強さのおかげだけではない。
女性たちは、あくまでも、金と名誉をモノにする彼らの強さに、男の力を感じているのだ。

それでは、金も名誉もルックスもまずしい男は、女性にはモテないのか。

そんなことはない。

秘策がある。

「口のうまさ」である。

人間も動物にほかならないから、人間の男にも、なんとしても女性をゲットしようという本能が埋(う) めこまれている。

金、名誉、ルックスで負けたからといって、種族保存のレースから降りるわけにはいかないのだ。

というわけで、モテたいなら、男たるもの、〝誠意のあるリップ・サービス〟テクで女性にトライしていただきたいものである。

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