狙ったオンナを必ずラブホテルへ誘いこむ術

例えば円山町のホテルへ行こうとしよう。

この場合、渋谷で食事をして、そのまま円山町に行くのはあまりにも芸がなさすぎる。

かといって、銀座で食事をして、渋谷のホテルへ、では時間がかかりすぎて、タクシーでの移動中に、女性の気がかわる可能性もないとはいえない。

つぎは、レストランとホテルのあいだにはさむバーについて。
女性を口説き落とすためには、プロ野球と同じように、セットアッパー(中継ぎ)が必要だ。

レストランが先発投手なら、セットアッパーの役目を果たすのは「ムードのあるバー」、もちろんクローザー(抑(おさ) え)は、感じのいいラブホテルである。

さて、そのバーだが、ラブホテルから歩いて五分程度の距離にある店が理想だ。
食事がすんだら、「ちょっと感じのいいバーがあるから、寄っていこうか」と誘ってみる。
ここで「ノー」といわれたら、完全に脈なし。
あきらめて、一人ヤケ酒でも飲むしかない。

イエスの返事が返ってきて、目的のバーまでタクシーで移動したら、いよいよ口説きである。

まずバーでの位置関係だが、やはりカウンター席がベストだろう。
口説き方については、それだけで一冊の本が書けるくらいのノウハウがあるから、そのへんは中略して結論だけをいうと、「ちょっと休んでいこうか」あたりがベストか(あなたが〝いい男〟なら、「寝ようか」でもかまわない)。

前にも「ちょっと感じのいいバーがあるから … …」というセリフを紹介したように、この一連の〝ちょっと〟には、「君と〝ちょっと〟でいいからセックスしたい」というニュアンスがこめられているワケで、そのことは彼女のほうにも伝わっているはずなのだ(と信じたい)。

ここで、「うん」でも、「ハイ」でも、ただ首をコクンとするこうていのでも、ニヤッと笑うのでも、なんでもいいから〝肯定の意思なが い 表示〟が返ってきたら、長居は無用。

領収書など書いてもらわないで、さっさとバーをでて、ホテルに向かおう。
イエスの返事をもらった以上、彼女の手を握るのもいいし、だ肩を抱くのもいい。
そして目指すホテルが近づいてきたら、さりげなく彼女にホテル側を歩かせる。
これは、ギリギリになって彼女が逃げださないための〝配慮〟である。

こうして無事、ラブホテルにたどりつけば、目的達成! とはならない。
週末の午後10時ともなると、ラブホテルは満室ということもザラだ。

ここで「どうしようか?」などと彼女に相談しては、彼女の「その気」が冷めてしまうだけでなく、「なんて決断力のない男」とバカにされかねない。


では、どうするか? 目敏いタイプなら、目的のホテルに向かう途中、「空室」のランプが灯(とも) っていた別のホテルをチェックしておき、ただちにそのホテルへと移動するという人もいるが、フロントに「あと何分くらいで空(あ) きますか?」とたずねるのも手だ。

15分以内なら、ホテルのウエイティングボックスで待つ。
30分以上待たなければならないようなら、いっそのこと〝スタンプ・ラリー〟でもするような気分で、ラブホテル街をめぐるのも面白いだろう・・・。

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