女性が男性に主導権を預けるのはなぜか?

ホテル街を歩いていると、たいてい男性が女性をホテルに引っ張り込む姿を見かける。
しかし、これは何もホテルに限ったことではない。レストランでもドライブでも大抵は男性がリードするものである。

では、なぜ男性がリードして、女性がそれに従うのが一般的なのか?

それについては、以下の四つの説がある。

[memo_h4 style=”1″ color=”blue”]①古典的女性観説[/memo_h4]

女性は、受け身で従順であるべきという昔ながらの女性観、美意識を、女性みずからが守りつづけているという説。バリバリのキャリア・ウーマンも過激なフェミニストも、男を攻撃(こうげき) するときには古典的な「女らしさ」を捨てるが、こと恋にかんしては、それを捨ててはどうにもならないこと、また美しくないことを感じている。

[memo_h4 style=”1″ color=”blue”]②消極的防衛説[/memo_h4]

専業主婦志望の女性にとっては、結婚は、自分の暮らしを男にゆだねることを意味する。
それだけに、男選びにおいては、〝石橋をたたいても渡らない〟ほど慎重(しんちょう) にならざるをえない。
女性が男についてもっとも警戒(けいかい) するのは、収入の不安定ではなく、心の不安定だ。
つまり、結婚後に心がわりされてしまったのでは、家計簿が赤字どころの話ではなくなる。
そこで、女性は、男が苦労して橋を築き、その橋を渡ってくるのを待つ。
その思いの強さによって、結婚後の安定度を判断するのだ。
そうした態度が、恋の主導権を男に与えているようにみえてしまう。
ひたすら相手を試すという意味で、かぐや姫的なスタンスといえるだろう。

[memo_h4 style=”1″ color=”blue”]③感性の相違説[/memo_h4]

恋愛は、男にとって「七割以上セックス」だが、女性にとっては、「三割がセックスで、七割がもっとも重要な人間関係」になる。
男女の関係は、性欲よりも気持ちという発想が、女性として動物的なアプローチから身と心を引かせるのだ。
裏を返せば、女性は「一度火がつくと、自分も動物になる」ことを知っていて、深みにはまることを恐れているともいえるだろう。

[memo_h4 style=”1″ color=”blue”]④ビジネス的戦略説[/memo_h4]

売りたいという欲求を前面にだすと、おのずと買いたたかれる。
それが、ビジネスの法則だ。
とくに値段が決まっていない骨董、マニア的な収集品などは、「売ることに乗り気ではない」空気を漂わせると、なおさら、相手がつける値段はどんどん上がっていく。
持ち主が簡単に手放そうとしないからこそ、その品物への欲望が高まるのだ。

この関係は、男女のパートナー・シップについてもあてはまる。
やる気まんまんの主導者は、逆に「いつ引いてもいいよ」というパートナーにキャスティング・ボート(決裁権)を握られてしまうことになる。

「どうしても、いっしょになりたい」と思う側は、「どっちでもいいや」と思う側をけんめいに説得しなければならない。
その段階で、二人の恋のゆくえは、消極派のほうが握っているわけである。
つまり、女性は、恋愛の主導権を男に渡すことによって、逆に駆け引きの主導権を握ろうとしているのである。

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