なぜ女性がイカないのか?男性がイカせるように導けないのか?

年々、女性はセックスにおいてオーガズムを感じることができなくなってきている、というがこれは本当なのだろうか?

90年代後半から現在まで、日本ではブルセラや援助交際、不倫などがブームになった。

女性誌もつぎつぎに「セックス特集」を組むようになり、女たちにセックスについての情報やテクニックをたっぷり提供。

女たちは、かなり開けっ広げに性を語るようになった。

このように、セックスがカジュアル化すれば、セックスでオーガズムを得られる女性の割合は増えこそすれ、減ることなどなさそうに思える。

ところが、実際は、ご覧のとおり「イケない女」が増えているのである。

これはどうしてなのか?

理由のひとつとして考えられるのは、男が〝下手〟になったということだろう。

今どきの20代の男たちは、10代のうちからアダルトビデオやインターネットのHサイトなど、つねに身近なところに〝セックス〟があった。


ところが、こうした〝バーチャル・セックス〟をみて育った男のなかには、〝顔射〟が当たり前だと思っていたり、アダルトビデオのような〝みせるセックス〟しかできない者が増えてきた。


しかし、本当のセックスには、男と女の〝魂の交流〟みたいなものが必要で、それがあってはじめてオーガズムは得られる。

ただビデオやエロサイトの真似をしても、女性を「イカせる」ことはできないのだ。

一方、女性にも、問題がないわけではない。

90年代後半から、女性のセックスは一気にカジュアル化していくことで、女たちはいとも簡単にセックスについての情報を得られるようになった。

ところが、セックスの情報がこれだけあふれると、女たちの頭のなかは、〝いいセックス〟のイメージで、いっぱいになる。

セックスをすれば、かならずオーガズムが得られる、そんな幻想を抱く女性も増えてきた。

しかし、実際には、セックスのオーガズムは、どんな場合でも得られるというものではない。

ある統計では、セックスでオーガズムがかなりの確率で得られるようになるには、結婚後数年を要することがわかっている。

しかし、そういうことを知らない女性は、セックスでオーガズムを得られないことから、やがてはセックスそのものに失望したり、「イケない」自分を責めるなどして、ますますオーガズムが得られにくい〝体質(といっても多分に精神的なものだが)〟になってしまう。

つまり、皮肉なことに、セックスのカジュアル化が、女性かうばらオーガズムを奪うことになったというわけである。

ひと言でいえば、男も女もセックスにたいして〝情報過多〟になり、それがセックスをつまらないものにしてしまったともいえる。

なんであれオープンにしすぎると、つまらなくなるものが多いが、セックスもそのひとつといえるかもしれない。

ともかく、「セックスする」ことを「Hする」などといっていけいこうるうちは、この傾向は、まだまだつづきそうである。

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