酒の力を使って89%の確率でホテルに誘えるサシ飲みテクニックとは?

バーなどで女性と飲んでいると、急に酔いが回ったのか目がトロンとしてきて、「あー、なんだか危ない恋がしたい」などと言ってモーションをかけてくる30代~40代の女性がいるが、相当に怪しい眼光で、その妖艶な仕草に頭がクラクラしそうになったことがある。

そのまま一気に口説いてホテルに誘いこむと反則になるのではないかと思われるほど、まったく無防備になってしまう。


この現象は、酒の効果であることはあきらかだが、はたして、「ホロ酔い」になった男と女は、酒の力によって恋に目覚めているのか、それとも、ただ理性を失っているだけなのか?

脳科学の進歩によって、人間の感情・行動の多くは、脳の働きで説明できるようになってきた。


脳には、大脳の縁を囲んでいる、大脳辺縁系というパーツがある。

怒り、悲しみ、喜び、性欲といった感情をつかさどる部品だ。

いかにも「ホロ酔い」に関係がありそうなパーツだが、じつは、そうではない。

「ホロ酔い」は、むしろ、アルコールの力が、あるパーツの働きを麻痺させることによって起こるのだ。

そのパーツとは、大脳新皮質。

いわば、脳の司令塔のパーツである。

この大脳新皮質によって、人間は、言語、思考をふくめた理性を働かせている。

すべての動物のなかで、人だけが理性をもつことができるのは、人の大脳新皮質がきわだって発達しているおかげだ。

たとえば、大脳辺縁系で引き起こされる殺意、性欲などの原始的感情は、大脳新皮質の理性の指令によって抑えられている。

ところが、「ホロ酔い」になって、大脳新皮質の働きが鈍ると、大脳辺縁系への指令がいきとどかなくなる。

理性のタガで引きしめられていた感情が、野放し状態になってしまうわけだ。

では、実際のところ「ホロ酔い」は、恋に目覚めている状態といえるのだろうか?

理性のタガがゆるみ、感情が野放しになった状態、それは、まさに恋だとも思えるし、たんなる原始的性欲だとも思える。

それは、「ホロ酔い」の女性を前にしたときに男が感じる戸惑いを思わせる。

「こいつ、オレにホレてるのか、それとも、ただ酔っぱらっているのか」。

ポジティブに考えれば、大脳辺縁系の解放によって、好きという感情があふれでてきたということになるし、ネガティブに考えれば、大脳新皮質の麻痺によって、相手かまわずの性欲が燃えだしたということになるだろう。

本来、恋と性欲を区分けすることのほうがまちがっているのだから、ようは、思いたいように思えばいい。

真相は永遠の謎ともいえそうだが、それで男と女、仲良くなれば、どちらでもいいような気がする。

それよりも、「この男だけはイヤ」と思うような男とは飲みにいかないことが、女性にとっての「後悔しないデート術」といえそうだ。

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